●副鼻腔炎(蓄膿症)
 

風邪などで、鼻の粘膜に炎症がおこり、それが副鼻腔の粘膜に広がって副鼻腔炎をおこします。
このような急性副鼻腔炎は1、2週間で治ることが多いのですが、放っておくと長引いて慢性副鼻腔炎に
なってしまうことがあり、治療に時間がかかります。子供の時は、急性副鼻腔炎にかかっても治りやすいので、
鼻の調子が悪い時は早めに耳鼻科で治療し、慢性化させないようにして下さい。

 --- 症 状 ----------------------------------------------------

鼻がつまったり、ねばっこくて色のついた鼻汁が多く出ます。また、においがわかりにくくなったり、鼻汁がのどにまわって、
せきの原因になることもあります。また、鼻とつながっている中耳や、のどに影響をおよぼし、急性中耳炎、
滲出性中耳炎【しんしゅつせいちゅうじえん】や、のどの炎症、気管支炎、時には鼻づまりによる
睡眠障害をおこすこともあります。

 --- 検 査 ----------------------------------------------------

鼻の中や、のどをよく見た上で、必要ならX線、CT検査などを行います。 また、鼻の中をさらに詳しく見るために、
内視鏡といわれる器具を使ったり、鼻の通り具合を見る鼻腔通気度検査をすることもあります。

 --- 治 療 ----------------------------------------------------

鼻汁の吸引や薬の噴霧による鼻および副鼻腔入口部の処置、抗生物質などの薬を副鼻腔に送り込む
ネブライザー療法などを行います。飲み薬では、マクロライド系の抗生物質を少量、長期に続けることも行われ、
良い治療成績が得られています。このような治療法で十分な効果がない時には、手術療法を行うこともあります。